アンナベルガイトは池添パパ厩舎ならば、必ずや勝利を挙げる筈
アンナベルガイト 父ロードカナロア 母アンナヴァン
5頭選んだ2015年産馬の中で一番最後にデビュー、唯一、現地観戦できたのもこの馬。トモが緩い緩い、前向きさに欠けると言われ続け、しがらきで鍛えられ初戦をむかえた。パドックでの第一印象は、馬体重500kgの割りに大きさを感じないが言うほど悪くない。確かにトモはもう一回りふた回り大きくなれば、期待できそう。結果は7着だったけれど、池添兼雄厩舎は使ってなんば、ダートだろうが、北海道だろうが必ずや勝ち上がらせてくれる。
2014年産馬 池添兼雄厩舎成績
馬名 | 姓 | 戦績 | 初勝利 | 父名 | 生産牧場 |
カロス | 牡 | 12戦1勝 | 6戦目 | スクリーンヒーロー | 山田昇史 |
タガノワンハート | 牝 | 4戦0勝 | 未 | アイルハヴアナザー | 八木牧場 |
タマモライトアップ | 牡 | 2戦0勝 | 未 | ディープブリランテ | 岡田牧場 |
ダンツブロケード | 牝 | 6戦1勝 | 5戦目 | ディープスカイ | 藤沢牧場 |
マーブルクリス | 牡 | 13戦0勝 | 未 | ネオユニヴァース | 猿橋義昭 |
メイショウアリソン | 牡 | 10戦2勝 | 3戦目 | マンハッタンカフェ | 三嶋牧場 |
メイショウテンシャ | 牡 | 12戦2勝 | 8戦目 | ディープインパクト | 三嶋牧場 |
メイショウラクエン | 牡 | 10戦1勝 | 9戦目 | メイショウボーラー | ヤナガワ牧場 |
メモリーフェイス | 牝 | 10戦1勝 | 10戦目 | エンパイアメーカー | 谷川牧場 |
ヤマカツグレース | 牝 | 9戦1勝 | 新馬 | ハービンジャー | 岡田牧場 |
ラガーユミリン | 牝 | 13戦1勝 | 9戦目 | フレンチデピュティ | 若林順一 |
ラニカイサンデー | 牡 | 10戦1勝 | 8戦目 | ジャングルポケット | 対馬正 |
リガス | 牡 | 14戦1勝 | 14戦目 | クロフネ | 新井昭二 |
リリーモントルー | 牡 | 13戦1勝 | 8戦目 | ディープブリランテ | 岡田牧場 |
14頭中11頭が勝ち上がる好成績。非社台生産馬をレースを使って使って土壇場で勝ち上がらせる。体さえ健康であれば、期待できる厩舎だ。
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公式コメント
池添謙一騎手「ゲートが開いても自分から出ようとせず、これはまずいと思って押っ付けて出して行きましたが、鳴きながら頭を上に向けてしまって、かなり気の若いところを見せていました。流れに乗ってからは外から馬が来ても集中して走っていたので、ブリンカーは効いていたと思います。前半余計な脚を使ったことで、最後は伸びを欠いてしまいましたが、勝負どころでは一瞬伸び切れるかと思ったぐらいでしたから、気の若さを見せていなければ、もっとやれていたかもしれません。心身ともに幼いところがありますが、センスの良さは見せてくれたので、レースを経験しながら育てていく方が良いかもしれませんね。ゲートの出が安定すればマイルあたりが丁度いいかもしれませんが、折り合いを欠くところはなかったので、もう暫くは同じぐらいの距離で競馬を教えていくのも手だと思います」
池添兼雄調教師「トレセンでは大人しく扱いやすい馬ですが、競馬場で装鞍する際、馬っ気を見せていました。パドックから返し馬まで普通にこなしてくれたものの、ゲートで気の若さを出してしまいました。さすがにあれだけ立ち遅れてしまうと、余計な脚を使ってしまったことで最後は伸び切れませんでしたが、勝負どころでは一瞬オッと思うところがあったぐらいでしたから、気の若さが解消すれば先々は走ってきそうですね。最初は成長を促しながら出走させていくことを考えていましたが、今回のレース振りから競馬を経験させながら育てていくのも手だと思うので、トレセンに戻って状態が変わりなければ続戦させることも考えています」